【6月議会 一般質問】市や自治会からのお知らせをスマホへ
令和8年 第2回定例会(6月)の一般質問です。
「そんな催しがあったなんて、知らなかった」。お知らせが届かなくなると、こうした声が少しずつ増えていきます。
質問:デジタル回覧板による地域コミュニティの再生を!
市のイベントや講座の案内は、これまで市の広報と一緒に、自治会の皆さんの手で各家庭に届けられてきました。毎月の配布を支えてくださっている自治会長や班長の皆さんには、本当に頭が下がります。
ただ、配布物は年々増える一方で、配布を担う方々の高齢化も進んでいました。加えて、まちづくり推進隊に委ねられていた業務が市に戻されたことも重なりました。こうした事情から、市はお知らせの多くを配布せず、市のWebサイトに掲載する形に切り替えました。
負担を減らすことは大切です。けれども、その結果、お知らせは「届く」ものから「自分で見に行かないと分からない」ものになりました。楽しみにしていた催しや暮らしに役立つ講座の情報が、必要な人に届かなくなってしまう。私はこの点を強く問題視しました。自治会に加入していない約5千〜6千世帯には、もともと回覧も届いていません。
提案:スマホに通知が届く回覧板を
Webで見てもらうことを前提にするなら、スマホのアプリも使えるはずです。新しいお知らせが出ると、手元のスマホに通知が届く、市共通のデジタル回覧板。自治会の皆さんの手間を増やさずに、必要な情報を一人ひとりに届けられます。
もちろん、スマホを使わない方もいらっしゃいます。紙とデジタルを組み合わせることは大切です。ただ、同じお知らせを紙とデジタルの両方でずっと届け続けるのは二重の負担になり、本来は避けるべきだとも考えています。だからこそ、一人でも多くの方にデジタルを使えるようになっていただくことが欠かせません。
私自身、まちづくり推進隊詫間が開いている高齢者向けのデジタル活用講座で、講師を務めています。身近な場所で、顔を合わせながら一緒に使い方を覚えていく。こうした地道な取り組みも、「誰にでも届く」仕組みづくりの一部だと思っています。
市の答弁
紙との並行運用を前提に、慎重に検討する。
田中たつやの視点:情報が届くことから、地域のつながりは始まる
お祭りや講座、防災の知らせ。地域の暮らしは、こうした小さなお知らせに支えられています。自治会の皆さんの負担を減らしながら、必要な情報が一人ひとりにきちんと届く。そんな仕組みを、引き続き求めていきます。

