【9月議会 一般質問】大地震のとき、生活用水はどうする?

令和8年 第3回定例会(9月)の一般質問です。

トイレの水が流せない。何日も体を洗えない。大きな地震のあと、避難所で暮らす方々を苦しめるのは、食べ物や飲み水の不足だけではありません。

質問:避難所の生活環境(QOL)向上と、災害時の生活用水確保を!

能登半島地震や熊本地震では、飲料水の支援は比較的早く届いた一方で、トイレを流す、体を拭く、洗濯をするといった生活用水が足りない状態が続きました。断水が長引けば、衛生状態が悪くなり、体調を崩す方も増えてしまいます。避難所での暮らしの質(QOL)を守るには、生活用水の確保が欠かせません。

三豊市は海に面し、島しょ部も抱えています。大きな災害で道路や港が使えなくなれば、外からの支援がすぐには届かないことも考えておかなければなりません。

提案:身近な水を、生活用水に変える

そこで提案したのが、小型淡水化装置の導入です。海水や池、井戸の水をその場で処理して、生活用水として使えるようにする装置です。外からの支援を待つだけでなく、地域の中で水を確保できる備えを持つことで、避難所の生活環境を大きく改善できます。

市の答弁

  • 県の「災害時等応急用井戸登録制度」と連携し、井戸を登録・活用する仕組みを構築する
  • 地域防災計画の修正で、井戸・受水槽・淡水化設備など水源の多重化を検討(島しょ部などを重点に)
  • 11月末の地震災害対処訓練で、条件が整えばメーカーのデモ機による実証を取り入れる

その後、11月28日(土)に財田町で行われる防災訓練で、小型淡水化装置の実証が行われることになりました。私も現地に足を運び、実際にどれだけの水がつくれるのか、避難所で使えるのかを自分の目で確かめてきます。様子は改めてご報告します。

田中たつやの視点:支援を待つだけでなく、地域で水を確保できるまちへ

災害への備えは、起きてからではなく、起きる前にどれだけ準備できるかで決まります。井戸の登録、水源の多重化、そして訓練での実証。答弁で示された取り組みが計画だけで終わらず、いざというときに本当に使える備えになるよう、11月28日の訓練をはじめ、その後の進み具合もしっかり確かめていきます。

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