自動運転バス実証運行:未来への先行投資と、市民の利便性向上の両立を

6月補正予算で可決した自動運転バスの実証運行。議会は4項目の附帯決議を付け、9月議会では市民の陳情を一部採択しました。

なぜ今、自動運転なのか

運転手不足が進むなか、将来の地域の足を守るための取り組みで、事業費の大半は国の予算です。香川高専の学生が最先端技術を学ぶ場でもあります。

「附帯決議」に込めた議会の思い

一方、最大時速19kmで走るため、後ろに車が連なる渋滞が起きやすく、日々利用する方の負担になります。議会は事業を後押ししつつ、市民の不便を減らすため、次の4点の附帯決議を付しました。

  1. 進捗の適時報告:議会への報告と市民への情報提供
  2. 中長期的経費の試算:車両の維持・更新の将来負担を明確に
  3. 交通流への影響検証:渋滞対策の検証結果を公表
  4. 全体最適の追求:コミュニティバス等との役割分担

9月議会の動き:市民からの陳情を「一部採択」

詫間駅への路線延伸を受けた市民25名の陳情のうち、説明会・公聴会の開催、第三者による費用対効果の評価、将来計画と財政見通しの開示、交通円滑化措置の再検証を採択しました。公道走行の一時差し止めは、附帯決議を付して可決した予算と整合しないため不採択としました。

田中たつやの視点:推進には賛成。ただし、当面の不便は最小限に

市にとっては、国の予算で「試す機会」です。当面の不便を減らす対策を求め、来年度の評価でこの地域に合わないと分かれば、速やかに方向転換すべきです。

附帯決議:議案の可決にあわせ、議会としての要望や注文を付ける決議。

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