2期目スタート。臨時総会で役職決定

2月12日から2期目の任期がスタートしました。

2月22日には臨時議会が招集され、議長・副議長の選出に加えて、所属する常任委員会など、議会の新体制が決まりました。

三豊市議会の場合、議長任期は2年、副議長は1年、委員会任期は2年です。
つまり、4年任期中の前半2年の配置が決定したということです。

まずは議長の選挙

議長選挙には、厳密にいうと立候補という仕組みはなく、22名の議員全員を対象に選挙が行われます。
とはいえ、なる意志のない人を専任するわけにもいかないので、立候補者所信表明という時間が設けられています。
この所信表明演説は、本会議を休憩し、「全員協議会」に切り替えてから行われるため、インターネットによる中継もストップし、市民の皆様には見ることができません。
会派桜の木の意見として公開すべきと主張していますが、議会全体の同意は得られていません。
「公職選挙法」に抵触する可能性についても指摘されつつ反対意見が述べられていますが、是非ともクリアして、市民の皆様にも、どのような主張をした方が議長に選ばれたのかということを見ていただきたいと思います。

さて、今回の議長選挙では、浜口議員と込山議員が所信表明演説を行い、投票の結果、浜口議員が選出されました。
得票数は、浜口議員17、込山議員4、無効票1です。

私は今回の議長選挙を前に、どの様な主張をする方に投票するのかについて、街頭演説やYoutubeで何度も述べさせていただいており(動画は下の埋め込み「議長に何を求めるのか?」)、また浜口議員とも事前にお話しする機会があり、その内容についてもお伝えしておりました。

結果、浜口議員の所信表明は大変期待が持てる内容になっていたと感じています。

さてその内容は、

市民の議会への興味は失われている。その原因は市民とのコミュニケーション不足であるとした上で、大きく3つの提案を掲げていました。

  1. コンプライアンスの徹底
  2. 情報公開度向上
    委員会の生配信を検討、議会のデジタル化でコロナ禍での議会の見える化、オンラインでの議会報告会も検討
  3. 議会機能強化
    議会BCPの策定、議会内での合意形成の強化など

まず1については、結構な無茶をする議員がいるので、当然だと思いました。

2については、会派桜の木としても常に議論し、主張してきたことです。
しっかりとお手伝いしていきたいと思います。

3について、特に合意形成の部分は私も重視しており、議員がファシリテーションを習得する必要があると主張し続けています。議会としての合意形成を持って執行部と渡り合えるよう、お手伝いしたいと考えています。

議長が選出以降はこの様な流れ

副議長選挙

副議長の所信表明をしたのは、石井議員のみでした。
内容としては、「市民の声を反映する」といったようなことで、議会の改革については特に触れられていませんでした。
得票数は、石井議員18、岩田議員4で、石井議員が当選しました。

副議長の所信表明は大体、議長の補佐をしっかり務めるといったものになりがちだと感じています。
今回ご本人から立候補の意思をお知らせいただいた時も、「自分にそういう時期が来たと考えている」というお話でしたが、今後はたとえ副議長の所信であっても、議長ばりに議会をこうしていきたいという内容であってほしいと思います。

常任委員の選任

続いて、議長から各常任委員会に所属する議員の指名がおこなわれます。
このメンバー構成は、事前に会派会長会議の中で調整が行われています。

総務(8人)、市民建設(7人)、教育民生(7人)の3つの常任委員会がありますので、8名を要する最大会派「清風会」が3人、2人、3人を確保し、続いて残りの会派が所属希望を順次出していき、微調整を行います。

桜の木からは、湯口議員が総務常任委員会、田中が教育民生常任委員会に所属することになりました。

田中はこれで、各常任委員会を1回ずつ経験することになります。
経験のためのローテーションも希望した理由の一つですが、GIGAスクールなど私にとっての重要なテーマがあることが大きな理由です。

続いて本会議を暫時休憩とし、各委員会を開催、正副委員長の互選を行います。
互選の方法は、「指名推薦」か「投票」で行うこととなっており、まずはどちらの方法でいくかが協議されます。
事前の調整に異論がなければ指名推薦ですんなりといきますが、1人でも投票を求める声があれば、投票になります。
いずれにしても、数の論理で決まることになりますので、最大会派である清風会の意見が強く出るところです。
本人の思いや能力は数の論理の後に回ってしまうのが、まだまだだなと思うところです。
委員長がやりたいではなく、委員長として何がやりたいかが重視されてほしいですね。

結果、桜の木からは湯口議員が総務副委員長、田中は教育民生副委員長に選任されました。

総務委員長には清風会から近藤議員、市民建設委員長には立憲民主(CDP)から西山議員、副委員長に無会派の岩田議員、教育民生委員長には清風会から高木議員が選任されています。

議会運営委員の選任

議会運営委員会は、議会をスムーズに運営するために様々な決め事を行う重要な委員会です。
定員は9名とされており、各常任委員会の委員長(3名)を含めて、各会派から最低1名は選任されるように調整されます。
桜の木からは常任委員長が出ていないので、会派の会長として田中が議会運営委員会に所属します。

委員長には清風会から為広議員が、副委員長は慣例で総務委員長がつくということで、清風会から近藤議員が選任されています。
この慣例にも、特に必然性はないと感じています。

特別委員会(議会広報委員会)の設置

議会広報委員会は、議会だよりの発行や、議会公式ホームページの管理を行う委員会です。
会派会長会議での申し合わせにより、今回は3期目までの議員で構成しようということになり、桜の木からは2人とも所属することになりました。

委員長に田中が、副委員長に清風会の近藤議員が選任されました。
小会派にも委員長が回ってくるのは、面倒なポジションであまりやりたい人がいないということでもありますが、私の専門性を評価していただいたとも受け取れますので、精一杯努めます。

まとめ

というわけで、田中は今回、

  • 教育民生常任委員会 副委員長
  • 議会広報委員会 委員長
  • 議会運営委委員会 委員

加えて会派会長会議にも出席するため、非常に多忙ということになりました。
2期目の前半、しっかり頑張ります。

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